
もくじ
朝の習慣としてのモーニングページ
私がモーニングページを始めたきっかけは、岡田斗司夫さんのYouTube動画で紹介されていた 『ずっとやりたかったことを、やりなさい』(ジュリア・キャメロン著) という本でした。
また、中田敦彦さんのチャンネルでも取り上げられていて、「毎朝3ページ書くだけで人生が変わる」と語られていたのが印象的でした。
それ以来、私はもう5年近く、毎朝A4用紙に3ページを書き続けています。
誰もいない静かな朝、自分の内側をただ紙に流し出していく――これが私にとっての「自分だけの時間」になっています。
モヤモヤに引きずられてしまうとき
ただ、毎日続ける中で必ずしも心地よい時間ばかりではありません。
寝起きでネガティブなことを考えやすい状態のまま書き始めると、書ききれなかった気持ちが残り、そのまま朝散歩でも頭の中で反芻してしまうことがありました。
心理学的にも、ジャーナリングはストレス軽減や気分改善に効果がある一方、書き方次第では感情に引きずられるリスクがあるとされています(Child Mind Institute, Vox)。
まさにその状態に陥っていたのだと思います。
工夫を加えて「特別な時間」へ
そんなとき、メンタルヘルスチャットで「最後の1行だけでもポジティブな言葉で終えてみては?」とアドバイスをいただきました。
実際に今日、モーニングページの最後に「今日は小さな一歩を踏み出せた」と書き添えてみたら、散歩中も気持ちが軽く、ネガティブな声に引っ張られることがほとんどありませんでした。
心理学研究でも「日記をポジティブで締めくくると幸福感が高まり、翌日の気分にも良い影響がある」と示されています(New York Post)。
体験を通じて、まさにその効果を実感できました。
習慣が自由をつくる
「毎朝3ページ書く」という小さな習慣。完璧に書けなくても、「今日もできた」と数えられることが自己肯定感につながります。
行動科学でも「小さな習慣の積み重ねが自分の基盤をつくる」と言われています(Atomic Habits / TIME)。
私は在宅ワーク中心の生活をしていますが、こうした習慣があることで仕事にも集中でき、心の余白も生まれます。
「ルーティンがあるほど自由が広がる」という逆説的な考え方(Wikipedia)にも納得です。
まとめ:自分だけの特別な時間を
モーニングページは特別な道具もお金もいりません。必要なのはA4用紙とペンだけ。
頭の中の「ゴミ出し」をして、最後は一言でもポジティブで締める――それだけで、習慣が「自分だけの特別な時間」に変わります。
悩みごとがある人はもちろん、自己探究をしたい人や日常を少し豊かにしたい人にもおすすめです。
私自身、この朝の習慣が、自分らしく生きるための基盤になっていると感じています。
コメント