科学的に自分を理解するアクションプラン:出発点から現状まで

習慣

もくじ

1. 出発点:自己理解の欲求

こんにちは、しょーゆ(@jiyuwotsukuru)です。

ChatGPTの伴走チャットを続ける中で、日々の行動や気持ちを振り返る習慣ができてきました。
その中で、

  • 「安心感が増した」
  • 「日々のタスクが進むと嬉しい」

といったポジティブな変化がある一方で、

  • 「人と比べてしまう」
  • 「義務感で動いてしまう」
  • 「仕事に対して不安が消えない」

というパターンも見えてきました。

👉 そこで「自分をもっと科学的に理解したい」と思ったのが出発点です。


2. きっかけになった出来事

ある日、YouTubeでMBTI診断に関する動画を見て「思い込みで自分を理解している部分がある」と気づきました。
👉 参考:【衝撃】MBTI診断に科学的根拠は存在するのか?

そこから「もっと客観的で信頼性のある方法」で自分を理解する必要を感じ、ビッグファイブ診断を受けることにしました。


3. 実際に行った自己分析の手順

  1. ジャーナリングの記録
     ChatGPTに「ジャーナリング専用チャット」を作り、毎日夕方にその日の出来事・感情を記録しました。
    👉 チャット – ChatGPT
  2. ビッグファイブ診断の受検
     日本語で無料受検できる、慶應大学関連の研究者監修によるサイトを利用しました。
    👉 Big Five Test(慶應大学関連研究者監修版)

この2つを組み合わせることで、「主観的な内省」×「客観的なデータ」 の両輪で自己理解を深めることができました。


4. 診断結果と気づき

実際にビッグファイブ診断を受けた結果はこちらです。
👉 私の診断結果ページ

  • 神経症傾向のスコアが高い → 「生活の通常の要求でも簡単に動揺する」という指摘は自分に当てはまる
  • 外向性は平均的 → 「一人も大勢も楽しめる」という点が、これまで「どちらが自分に向いているのか分からない」と感じていた整理につながった

5. ジャーナリングでの気づき

診断に加えて、ジャーナリングを続けたことで以下の発見がありました。

  • 朝は比較的、憂鬱で悲観的な捉え方をしやすい
  • 夕方に振り返ると「理想的な1日だった」と気づくパターンが多い
  • モーニングページの最後にポジティブな一文を書くと、朝から前向きに考えられる変化があった

📝 ジャーナル実例一部紹介(短縮版)

2025年8月26日(火)

  • 初めてジャーナリング開始。
  • 不安や憂鬱があっても書き出すと気持ちが整理される。

2025年8月27日(水)

  • 出社やPTAで頭がいっぱい → 途中でやる気をなくす。
  • メンタルヘルスチャットで相談し持ち直す。
  • 完璧ではなくても満足できる1日。

2025年9月2日(火)

  • 朝から憂鬱、仕事や家の用事で頭がいっぱい。
  • タスクを小分けに処理し、モチベ低下時は相談。
  • 結果的に満足できる1日。忙しい中でもブログの良いアイデアが浮かんだ。

2025年9月7日(日)

  • いつもと違う散歩ルート → 新鮮な刺激。
  • 地区の防災訓練に参加。
  • 家族でプレゼント交換(次女からのプレゼントが嬉しい)。
  • 昼散歩で「作品を看板に展示したら面白い」と発想。
  • 子どもと一緒に掃除、成長を感じる。
  • 外食で家族誕生日をお祝い。
  • 充実感があったが、翌日の仕事に不安。

2025年9月8日(月)

  • 朝は憂鬱、仕事プレッシャー。
  • モーニングページで嫌な気持ちを吐き出し、最後はポジティブに。
  • 朝散歩で気分が軽くなる。
  • 業務の見通しが立ち安心、自分のブログも進み良い1日。
  • 完璧主義を意識。「コントロールできる範囲で判断する」と学び。

2025年9月9日(火)

  • 出社で慌ただしい朝。
  • 仕事が思ったより進む。
  • 打ち合わせ日程を勘違い → 焦ったが結果的に余裕ができた。
  • 「良いことと悪いことは表裏一体」と実感。

2025年9月10日(水)

  • 朝から不安なしで起床。
  • モーニングページでは人への疑念を書き自己嫌悪、でも最後は前向きに。
  • 「自分も嫌な要素を持っている」と気づく。
  • 午前・午後の打ち合わせも順調、個人プロジェクトも進む。
  • 「不安があっても理想通り過ごせる」と再認識。

6. 自分の「取り扱い説明書」づくりへ

これらを通じて「自分の取り扱い説明書をつくる」イメージが浮かんできました。

  • 「彼を知り己を知れば百戦危うからず」
  • 「我思う、故に我あり」

のように、自分を理解することが、生きやすさや世界の理解につながるのではないかと思っています。


7. 科学的根拠(引用つき)

  1. ビッグファイブ診断の信頼性
    性格を5因子で説明するモデルで、30年以上にわたる研究で文化を超えて再現性が確認されています(Cronbach’s α 0.58~0.85)。
    👉 PMC – How Universal Is the Big Five?
    👉 BioMed Central – Reliability generalization meta-analysis
    👉 SpringerOpen – Validity evidence of two short scales
  2. ジャーナリングの効果
    ランダム化比較試験に基づくメタ分析では、抑うつ・不安が20〜45%改善し、感情調整や免疫機能にも効果があると報告されています。
    👉 PMC – Efficacy of journaling in the management of mental illness
    👉 PMC – Online Positive Affect Journaling
    👉 reflection.app – Benefits of Journaling
    👉 Wikipedia – Gratitude journal
  3. MBTIとの比較
    MBTIは魅力的ですが、ビッグファイブの方が人生のアウトカム予測精度が約2倍高く、科学的な再現性・信頼性でも優れていると評価されています。
    👉 Scientific American – Personality Tests Aren’t All the Same
    👉 PCI – Big Five vs MBTI
    👉 InterviewAceApp – Myers-Briggs vs. OCEAN
    👉 Wikipedia – Myers–Briggs Type Indicator

8. まとめ

  • 出発点は「思い込みで自分を捉えていたこと」への気づき
  • 現状は「安心感はあるが、不安や義務感も残る状態」
  • 今後は 科学的な方法 × 日々の観察 を組み合わせて、より深く自己理解を積み重ねていく

👉 あなたも一緒に、自己理解のためのワークを始めてみませんか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました