人口減少なのに労働人口が増えている日本──30代子育て世代としての気づきと資産形成の意味

資産運用

もくじ

驚きと誤解からの出発

こんにちは、しょーゆ(@jiyuwotsukuru)です。
今朝、「日本の労働人口が約6,000万人を超えている」という動画を見て、とても驚きました。
こちらの動画です。 お金持ちを目指すなら「給与所得」よりも「事業所得」が有利な理由について解説【リベ大公式切り抜き】
これまで、私は日本を「働き手が3,000万人、年金受給者3,000万人、働いていない子どもなどその他の人が3,000万人」というように、ざっくり3分割して捉えていたのです。

ですが、最新の統計ではそうではありません。人口が毎年約60万人ずつ減少している中でも(2025年9月時点で総人口は約1億2,317万人、前年同月比で約61万人の減少) 総務省統計局+1、労働力人口は6500〜7000万人規模で推移し、就業者数も継続して高い水準にあります。 e-Stat+2総務省統計局+2

この事実を知って、「思っていたよりも多くの人が働いている」という当たり前のようで見落としていた現実と、「労働人口が増えている=ただ楽になっているわけではない」という複雑な重さを感じました。


日本の現状データとその意味

以下は私の気づきを支える、最近の統計データです。

項目数値・傾向出典
総人口1億2,317万人(2025年9月時点)で、前年同月比で 約61万人の減少総務省統計局+1
15〜64歳人口(生産年齢層)7,355万人 で、前年に比べわずかに 減少傾向総務省統計局
労働力人口(15歳以上)6,900万人前後 で推移、就業者数・雇用者数も高水準を維持e-Stat+2総務省統計局+2

これらは、私の「労働人口は減ってきているはず」という思い込みとは異なる現実です。人口が全体として減る中で、労働力となる年齢層や働く意欲・機会を持つ人の数が、ある程度持ちこたえている、あるいは増えているということを示しています。

ただし、「人口減少」が続く以上、これは永遠に続くトレンドではないかもしれません。将来的には生産年齢人口の減少、社会保障負担の増加など厳しい局面が待ち受けていることが、各種推計で示されています。 総務省統計局


子育て世代として感じる重み

このようなデータを見て思ったのは、私たち30代育児世代が、ただ消費を抑えるだけでなく、未来への備えを「意図的」に持たなければならないということです。

  • 社会保険料や物価、教育費など生活コストがどんどん高くなる中、収入だけでは追いつかない不安がある。
  • 働き手が多いとはいえ、働く年齢層が変化しており、女性の労働参加や高齢者の就業が増えているとはいえ、それぞれに支援や制度の見直しが必要である。
  • 私自身、子どもたちの将来を考えると、できるだけ「家族に負担をかけない資産」と「生きる力(学び・経験・選択肢)」を残してあげたいと強く思うようになりました。

資産形成の私の実践と考え

この現実を受けて、私が今行っていること、考えていることを共有します。

  • 支出をしっかり見直す → 生活コストを減らす工夫を常に心がけています。
  • 収入を増やす方向も模索中です。
  • 投資については、新NISAの枠を使って全世界株中心で積み立てをしています。子どもの分として過去のジュニアNISA口座も活用しています。
  • 働き方は「家族を優先」しつつ、資産形成を見据えた選択を意識しています(無理な残業をしない、スキルアップを続けるなど)。

こうした取り組みは、小さなものでも積み重ねが大きな差になると信じています。


見えてきた資産形成の意味

この人口動態の中で私が気づいたことは、資産形成は「将来のだけの準備」ではなく「今と未来をつなぐ橋」であるということです。

労働人口が維持・増加している今だからこそ、気がつけば支えられていた社会の構造に頼るだけでなく、自分自身の備えをしっかり整えていくことが、豊かな人生の基盤になる。

「日本の人口は減っているのに、労働人口はなぜか減らない」――この矛盾の中にこそ、私たちが学び、動き、資産形成を始めるべき大きな理由があると思います。


👉 読んでくれたあなたへ:もし同じように「日本の人口変化」に驚いたなら、まずは自分自身の資産形成の棚卸しをしてみることをおすすめします。収支、投資、暮らし方。できることは小さくても、備えを始めるその一歩が、未来の安心に繋がるからです。

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