投資商品を深掘りしてみる:第1回

資産運用

こんにちは、しょーゆ(@jiyuwotsukuru)です。

楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンドを選んだ理由

今回から始める新企画「投資商品を深掘りしてみる」。
第1回で取り上げるのは、私がメインで投資している 楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド(以下:楽天オルカン) です。

単なる商品紹介ではなく、「なぜこの商品を選んだのか」 を私自身の視点と、根拠データを交えて整理しました。


もくじ

1. 私が楽天オルカンを選んだ理由

  • 長期で分散投資をしたい
  • 感情的には「安心して長く穏やかに投資を続けられる」商品であること
  • 比較対象はS&P500連動ファンドだったが、より広い分散を重視して全世界株を選択
  • 楽天証券をメインに使っており、コスト(信託報酬)が業界最低水準だったこと

ライフプランとしては、「経済成長の恩恵を取りこぼさず、経済的自立を長期的に維持する」 ことを重視。
生活防衛資金を確保した上で、可能な範囲で最大限リスクをとる。その結果として「全世界株に乗る」という判断になりました。


2. ファンドの基本データ

  • 正式名:楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド
  • ベンチマーク:MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI・円換算ベース)
  • 運用会社:楽天投信投資顧問
  • 設定日:2023/10/27
    👉 出典:楽天投資

3. 信託報酬(手数料)


4. 純資産総額と推移


5. 投資対象と構成(ACWIの内訳)

  • 先進国(除く日本):約84.8%
  • 新興国:約10.5%
  • 日本:約4.8%
  • 米国比率は 約55〜60% と高水準

👉 出典:MSCI ACWI Factsheet楽天投資 月次レポート

この構成により、米国の強さを取り込みつつ世界全体に分散できるのが魅力です。


6. 米国株(S&P500)との比較

  • 過去10〜15年では S&P500がACWIを上回る期間が多い(米国ハイテク株の好調が主因)
  • ただしACWIは地域分散により 米国集中リスクを低減
  • 長期の実質リターンは 年4〜6%程度 が目安
    👉 出典:CurvoBlackRock ACWI Factsheet

7. 楽天オルカン vs eMAXIS Slim オルカン

  • 信託報酬:楽天 0.05610% vs eMAXIS Slim 0.05775%(純資産帯で段階的に下がる仕組み)
  • 純資産規模:eMAXIS Slim は約7兆円、楽天は4,500億円(2025年時点)
  • 実質コスト:隠れコストを含めて比較するのが重要
    👉 出典:マネックス証券楽天証券しんたろうのお金のはなし

8. 世界経済背景

  • 人口動態:インド・アフリカ・東南アジアの人口増加 → 消費拡大の追い風
  • GDPシェア:米国・中国・インドの比率変化が、世界分散投資の意義を高めている
    👉 出典:国連 World Population Prospects、IMF・OECDレポート

9. 制度との相性

  • NISA・つみたてNISA・iDeCoで非課税枠を活用できる
  • 新NISA恒久化により、長期的に積立投資しやすい環境が整っている
    👉 出典:金融庁 NISA情報

まとめ

  • 「投資商品を深掘りしてみる」企画の第1回は 楽天オルカン
  • 特徴:低コスト × 全世界分散 × 米国の成長も享受
  • 私にとっての魅力:安心して長期で投資を続けられること
  • ライフプランにおいても、経済的自立を支える合理的な選択肢

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