ICL手術って何?手術の流れ、費用、特徴、術後は?レーシックとどっちがいい?【実体験】

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しょーゆ
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こんにちは、しょーゆ@jiyuwotsukuru)です。今回は実際に体験したICL手術についてまとめました。

  • ICL手術って何?
  • ICL手術の流れは?
  • ICL手術の費用は?
  • ICL手術の特徴とは?
  • ICL手術の術後は?
  • ICLとレーシックどっちがいいの?

というあなたにお届けします。

もくじ

【結論】

ICL手術とは瞳の中にコンタクトレンズを入れる手術。適応検査から手術まで約3ヶ月。費用は約70万円。術後はとても快適。レーシックも要検討。

この記事を読むことで以下のことがわかります。

  • ICL手術とは何かわかる。
  • ICL手術の流れがわかる。
  • ICL手術の費用・料金がわかる。
  • ICL手術の特徴がわかる。
  • ICL手術の術後の様子がわかる。
  • ICLとレーシックどっちがいいのかわかる。

【事実】

この記事の信頼性

  • 実際に、ICL手術を2022年4月に受けた。
  • ICL手術を受けるまで約1年以上検討をした。
  • ICL手術を受けて視力が両目共に1.2以上に回復した。
  • 術後、会社の健康診断でも1.2以上の視力が確認できた。

ICL手術って何?

ICL(アイシーエル)とは、水晶体を残したまま眼球の中にレンズを挿入する屈折矯正方法です。

ICL=Implantable Contact Lens=眼内コンタクトレンズのことです。

簡単にご説明すると、眼の中に小さなレンズを埋め込んで、近視・遠視・乱視を矯正する手術のことです。

スター・ジャパン 合同会社:冊子より

ICL手術の流れは?

初診

現在、コンタクトレンズを使用している場合は、その情報を聞かれます。視力検査、眼圧検査などを行います。ICL手術について、医師から詳しい説明を受けます。費用についての説明も看護師さんから受けました。診察時間は合計で約3時間程度掛かりました。

私が手術を受けた眼科の料金表:2021年7月にICL手術を検討し、来院した際に頂いたもの
眼内コンタクトレンズ(ICL)治療の流れ:2021年7月にICL手術を検討し、来院した際に頂いたもの

私のコンタクトレンズの情報

右目

  • CYL -1.75
  • AXIS 180
  • BC 8.6
  • P -6.00

左目

  • CYL -0.75
  • AXIS 180
  • BC 8.6
  • P -6.50

精密検査:適応検査

家族に相談をして、手術を決めました。眼科に連絡をし、適応検査を申し込みました。約2週間前からソフトコンタクト利用を禁止。視力検査と精密検査。瞳に印を入れて、サイズを測ったりする。散瞳薬など目薬を5回ぐらいした。瞳孔の開きを入念に確認し、定規を当てながら計測。散瞳薬を使うと焦点が合いづらく、手元の文字も見にくい。私の場合は、左目は乱視がキツい為、乱視用のICLになりました。右目は通常のICLです。診察時間は合計で約3時間程度掛かりました。

精密検査2回目:術前検査・術前準備

約1ヶ月後に前回同様の条件で検査を行う。今回は採血も行いました。また手術に対しての同意書の署名を行い、金額の確認をし、ICLレンズの発注を行いました。診察時間は合計で約5時間程度掛かりました。

ICL患者用パス:術前検査後に頂きました。

手術(直前)

診察室から個室の待合室に移動し、30分程度5分毎に点眼を行い、緊張が和らぐ薬を飲む。トイレ休憩と手術用の服を着て、手術用のマスクを着用。血圧を測定する。その後、眼の表面麻酔、炎症を抑える薬を数回点眼。瞳孔の開きを確認。手術直前まで大体1時間半程度掛かりました。

手術(手術室):手術台に寝て、頭を固定。瞼が閉じないように器具で固定。マスクにチューブを繋げ、リラックス出来る薬を吸い込む。手術室にはクラシックの音楽が流れており落ち着ける。瞳の手術のため、視力がある中で進行する。瞳に流水を流しながら、瞳を切り、レンズを挿入する。不思議で幻想的な景色でした。レンズを瞳に入れる時にはグイグイと押される感覚がありました。手術は約1時間程度掛かりました。

手術(直後)

保護メガネを着用し、1時間程度安静にする。その後診察を行い終了。術後は点眼を1時間ごとに行う。2種類の点眼を毎日行う、保護メガネを一日中着用、お風呂の禁止。手術日は合計で5時間程度掛かりました。ICL手術代の704,000円を現金で支払いました。

術後1日目診察

保護メガネを付けたまま通院。1時間おきの点眼を行う。検査と診察を行う。2種類の点眼を毎日行う、保護メガネを一日中着用、洗顔と洗髪の禁止。視力:右目1.2、左目0.9〜1.0程度。診察は約1時間程度掛かりました。

術後4日目診察

視力検査など。診察。2種類の点眼を毎日行う、保護メガネを一日中着用、洗顔と洗髪の禁止。診察時間は約2時間程度。

術後1週間目診察

視力検査など。診察。診察時間は約2時間程度。

術後約1週間で洗髪と洗顔が可能になりました。

術後2週間目診察

視力検査など。診察。診察時間は約2時間程度。

術後1ヶ月目診察

視力検査など。診察。ここから毎日点眼は1種類になる。診察時間は約2時間程度。

術後2ヶ月目診察

視力検査など。診察。診察時間は約2時間程度。

術後3ヶ月目診察

視力検査、眼の写真撮影など。診察を行い終了。診察時間は約2時間程度。

ICL手術の費用は?

  • 私の受けた眼科のICL手術費は乱視なしの場合は片目:30万円(税込33万円)、乱視入りの場合は片目:34万円(税込37万4千円)でした。
  • 別途、初診費用2,270円、適応検査費約2,600円、術前検査費1,700円、目薬代410円が掛かりました。
  • 私の場合は、右目が乱視なし、左目が乱視ありだったので、左目30万円(税込33万円)、右目34万円(税込37万4千円)で合計704,000円税込掛かりました。

ICL手術の特徴とは?

ICLの特徴は、手術により入れたレンズが取り出し可能なことです。また強度の近視・乱視でも手術が可能なケースが多いということです。

私はこのICLの一度手術を受けても、元に戻すことが可能という可逆性が魅力で、手術を決めました。

ICL手術の術後は?

ICL手術を受けてから定期検診も終了し、5ヶ月が経過しました。手術を受けた直後は眼の中に異物感を感じることや、強い日の光などを受けた時に見えるグレアという光の輪が気になりましたが、今はほとんど気になりません。

先日受けた会社の健康診断でも視力が両目とも1.2以上ありました。メガネを中学生から20年近く、ハードコンタクトレンズを1年、ソフトコンタクトレンズを17年近く使ってきたので、今はメガネやコンタクトをしなくても良い生活が出来てとても快適です。

ICLとレーシックどっちがいいの?

ICL手術とレーシック手術で迷いましたが、私はICL手術を選びました。

また私の場合は手術前の視力が0.05程度で極度の近視だったのでレーシックが難しい状況でした。ですが、手術の費用はレーシックの方が大幅に安く、ICL手術の半額程度で受けられると思います。レーシック手術が可能な方は検討して頂いた方が良いと思います。私の個人的な意見ですが、ICL手術を知ったのは2020年頃で、その5年以上前からレーシック手術については知っていました。当時のレーシック手術は高額なイメージがあり、とても受けることが出来ないと思っていましたが、今はかなり安く手術が受けれる様になっています。ただ安くなったレーシックにも角膜を削ると元に戻すことが出来ないという点が気に掛かっていました。そんな中でICL手術を知り、興味を持ち始めて今回、手術を受けることに決めました。ICLは眼内コンタクトレンズなので、一度入れたレンズを再び取り出すことが出来るという点で大きくレーシックと異なると思いました。

【気づき】

まずは調べることが大切。気になることは行動して情報を取りに行く。

【教訓】

不安なことも、少しずつ行動していくことで、徐々に前に進む。

【宣言】

今回は、ICL手術の体験を記事にまとめてみました。手術前には不安も迷いもありましたが、少しずつ情報を集めて、行動して、快適な生活になりました。今後も生活を快適にする為に、まず情報を集めて、少しずつ行動をする努力をしていきたいと思います。

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